Frühlings Erwachenキャスト発表

Rudolfと並んで2009年春にウィーンで開幕するFrühlings Erwachenは、オフ・ブロードウェイ発ミュージカルSpring Awakeningのドイツ語版。ドイツの劇作家Frank Wedekind(フランク・ヴェーデキント)が1891年に発表した戯曲「春のめざめ」が原作です。

2月10日の制作発表会見で、待望のキャスト発表が行われました。

主人公のハンサムで知的な学生Melchior役は、Rasmus Borkowski。ウィーン版Romeo & JuliaでMercutio、2006年2月にRaimund Theaterで行われたMOZART! Musical in ConcertでWolfgangを演じた、ウィーンのミュージカルファン達に大人気のRasmusが、満を持しての登場です。彼に誘惑される無垢な乙女Wendla役は、Hanna Kastner。Melchiorの親友で、クラス一の問題児Moritzを演じるのはWolfgang Türks。芸術家のモデルとして働き、開放的で自立しているように見えるものの、実は繊細で孤独な内面を持つIlse役は、Jennifer Kothe 。欲望の赴くままに生き、社会的なモラルに無関心なHänschenは、Johannes Huthによって演じられます。Wendlaの友達で、幼い頃受けた性的暴行の傷を抱えているMarthaを演じるのは、Sonja Denglerです。

教師や母親、父親等複数登場する大人達の役は、オーストリアの人気女優Julia Stembergerと、ドイツの性格俳優Daniel Bergerの二人が演じます。

監督のMichael Mayer、振り付けのBill T. Jones、舞台美術のChristine Jones、衣裳のSusan Hilferty、照明デザインのKevin Adamsと音響デザインのBrian Ronanは、ブロードウェイオリジナル版からの起用。翻訳はJulia SengstschmidとNina Jaegerの手によります。

2007年のトニー賞8部門を制覇したDuncan SheikとSteven Saterによる話題作は、3月21日からRonacher劇場で上演されます。

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