Drew Sarich、2010年11月よりGraf von Krolockとして出演決定

しばらく前から噂になっていたDrew Sarichの”Tanz der Vampire”出演が、遂に発表されました。musicalszene.deによると、Wien(ウィーン)のRonacherでの公演でGraf von Krolock役を務めているThomas Borchertは差し当たり2010年11月4日をもって舞台を去り、11月6日からDrew Sarichが新たな伯爵役として登場します。St. Gallen(ザンクト・ガレン)の”Dracula”に主演し、Elton-Johnが音楽を担当したミュージカル”Lestat”(原作は映画化もされた小説”Interview with the Vampire”)で吸血鬼Armand役を演じたDrewにとっては、吸血鬼という役柄自体馴染みがあると言ってよいでしょう。新旧二人のKrolockの写真がmusicalszene.deに掲載されています。

主役以外にも、キャストが数名入れ替わります。MagdaのファーストキャストはAnna ThorénからMelanie Ortnerに変わります。MagdaとRebeccaのカバーとしてMarle Martens(Maike Schmidtからの交代)、SarahのカバーとしてAngelina Markiefka(Christine van Leyenから交代)、Graf von Krolock及びHerbertのカバーとしてRobert D. Marx(Kai Hüsgenから交代)が加わります。

アンサンブルではMartina Rumpf(Esther Minkから交代)、Katharina Strohmayer(Nina Weiss)、”Rote Stiefel”(赤いブーツのSarah)のカバーダンサーとしてBarbara Schmid(Daniela Harbauerから交代)、”Weißer Vampir”(白い吸血鬼)のカバーダンサーとしてTibor Nagy(Ivo Giacomozziから交代)が新たに出演することになっています。

Krolockとしての契約を延長しなかったThomas Borchertですが、Wienには留まります。2011年3月より、stadtTheater Walfischgasseでドイツ語圏初演となるコメディー劇”Backstage”に主演する他、コンサートでの出演も予定されています。

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9 Comments

  1. spaさん、こんばんは★とうとうDrew SarichがTanz der vampireに出演が決定ですね!どんなKrolockになるか楽しみです。

  2. こんばんは。情報ありがとうございます!
    ついにThomasのKrolockが終わってしまうのですね。寂しいです。まだまだ彼の伯爵をみたかったので。
    DerwがVampireと縁があったとは寡聞にして知りませんでした。なかなか発表されなくて心配しましたが、決まってよかったです。
    寂しさ半分、彼の伯爵も楽しみにしています!

  3. manabunさん、りでさん、今晩は。

    正式発表がなかなかされずにやきもきしましたが、本当にDrewがKrolockをやることになりましたね! 何としてでも資金を貯めねば・・・と思いつつ、今年の自分の浪費ぶりには目眩がしそうです(苦笑)。

    それにしても4回も観たのに、一度もThomasの伯爵に当たらずに終わってしまうとは・・・。複雑な気持ちです。

  4. spaさんにお伺いしたいことがあります。日本のミュージカル、例えば帝国劇場で上演されている「エリザベス」など、キャストの出演スケジュールが掲示されているのですが、ドイツやウィーンでは事前にスケジュールを公開するというのはないのでしょうか?spaさんが書かれているとおり、2007年にBerlinでTanz der Vampireが上演されたときも、土日以外のほとんどはThomas Borchertがいない…みたいなことを聞いたことがあります。笑

  5. spaさん こんばんわ!
    まったく関係ない話題で恐縮ですが先日SOMで購入した「Superstars des Musicals」(なんとEURO 9.95という破格の値段)の3枚組のCDの中にあった曲で、POMPEJIというミュージカルからの数曲がとてもよかったのでミュージカルについて知りたくなりましたがご存知でしょうか? Jan Ammann&Darious MerstimeのDer WegとかSascha KrebsのIch bleibe nur ein Schattenとか好みです。注文時送料が同じならとついでにオランダ版の3 Musketiereとハンガリー版のRemeo und Juliaも一緒に購入しましたが、オランダ版には英語の字幕がついていて、とても親切な感じがしました。 EURO安だし、今はお得な感じがします。

  6. manabunさん、

    日本ではキャストは事前に分かる場合が多いですが、ドイツやウィーンのロングラン公演では、キャストの事前発表はまずありません。事前に調べる手段としては、出演者のホームページを見るか、直接本人に聞くか、ファンクラブに問い合わせることが考えられます。ロングラン公演では、出演者本人も当月か翌月までのスケジュールしか貰っていないそうです。メインキャストのスケジュールを調べる際は、同役のセカンドやサードキャストのサイトも見ておくと参考になりますよ。

    経験からいうと、初演後しばらくはセカンドやサードキャストの稽古が不十分なので、ファーストキャストに当たる確率は比較的高いと思います。あと冬場はお目当ての出演者が風邪でダウンしていることもよくあります(苦笑)。土日にファーストキャストが出るかというと、そうでもありません。運が良ければ当たるし、運が悪ければ・・・といった感じでしょうか。

  7. シフォンさん、

    "POMPEJI"のCDはウィーンでたまたま見かけて入手しました。それまで全く存在を耳にしたことがなかった作品だったのと、シフォンさんが挙げられた以外にもThomas BorchertやAnnemieke van Damといった有名どころが出ていたので、興味を持ちました。

    CDは2008年に出ていますが、舞台上演されたことはないようです。内容はEdward Bulwer-Lyttonの小説"The Last Days of Pompeii"(ポンペイ最後の日)を下敷きにしています。火山の噴火により廃墟となったポンペイの街を発掘調査していた考古学者Plinius(Sascha Th. G. Krebs)が、地震の衝撃で紀元79年にタイムスリップし、エジプトの魔術師Arbaces(Alexander Prosek)の陰謀に巻き込まれたり、美女Ioneと恋に落ちたりするうちに、噴火当日を迎えるという筋書きのようです。

    オランダ版の"3 Musketiere"DVD、私もユーロ安につられて最近入手しましたが、まだ見る時間が取れていません。オランダ版はドイツ版とはかなり違うはずなので、見るのが怖いような気もいたします(笑)。"Romeo und Julia"はフランス語版DVDを見ました。Romeoの顔が濃くてちょっとびっくりしました(笑)。ハンガリー版は如何でしたか?

  8. spaさん、
    コメントありがとうございます。 なるほど、舞台の上演はないようなのですね。結構有名どころが歌っているようで興味惹かれますね。
    spaさんもオランダ版3 Musketiere購入されましたか!
    Euro安さまさまですよね。"Romeo &Juliette"フランス版DVDはダミアンとセシリアでしょうか?ダミアンの長髪は挑発的ですね(笑)ハンガリー版は役者さんたちがマジャールの遺伝子全開のような東洋のイメージもありますが、やはり歌やダンスはとても上手でしたし、まだ初めしか見ておりませんが全編みるのが楽しみです。また両方のDVD全部をみた感想をご連絡しますね。

  9. シフォンさん、

    あちらのDVDはそれほど高くないので、ついついカートに入れまくってしまいました。見る時間を作らないと~。

    "Romeo &Juliette"フランス版DVDは、オリジナルパリ公演キャストのDamien SargueとCécilia Caraが出演しているとありました。LukasのRomeoに慣れていると、長髪黒髪のワイルドRomeoは違う世界の人のようです(笑)。ハンガリー版も機会があれば見てみたいです。また感想聞かせて下さいね。

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