Yngve Gasoy-RomdalがDer Graf von Monte Christoに出演(2014年6月~8月)

ドイツ・Röttingen(レッティンゲン)で行われる夏の野外音楽祭Frankenfestspiele Röttingenで、Frank Wildhornの”Der Graf von Monte Christo”(モンテ・クリスト伯)が上演されます。公演期間は2014年6月26日から8月10日まで。Edmond Dantès、後のDer Graf von Monte Christo役は、”Wien Musical Concert II”(ウィーン・ミュージカル・コンサート2)で来日したYngve Gasoy-Romdal。Edmondの恋人MercédèsはAnn Mandrella。Wien(ウィーン)版”Ich war noch niemals in New York”(ニューヨークに行きたい!!)のLisa Wartberg役です。Fernand Mondegoを演じるのは、Wienで先頃大成功を収めた”Catch Me If You Can”にFBI捜査官Carl Hanratty役で出演していたMartin Berger。VillefortとFaria神父の二役を演じるDennis Kozeluhといえば、”Elisabeth”のパパとして2007年の来日公演に参加した日本のファンにもお馴染みの顔。”MOZART!”のGraf Arcoのオリジナルキャストでもあるので、かつては反目していたWolfgangとArcoの二人が、今回はEdmondとFaria神父として脱出に向けて協力し合うことになります。Valentine役でドイツ版”Die Schöne und das Biest”(美女と野獣)のオリジナルBelleのLeah Delos Santosが参加するのも聴きどころ。Leahのお相手の野獣役はUwe Kröger、Kevin Tarte、Yngve Gasoy-Romdalと代々豪華な顔ぶれが揃っていました。

Der Graf von Monte Christo

公演日程
2014年6月26日(木)20:30~23:15
2014年6月27日(金)20:30~23:15
2014年6月28日(土)20:30~23:15
2014年6月29日(日)20:30~23:15
2014年7月11日(金)20:30~23:15
2014年7月12日(土)20:30~23:15
2014年7月13日(日)20:30~23:15
2014年7月25日(金)20:30~23:15
2014年7月26日(土)20:30~23:15
2014年7月27日(日)20:30~23:15
2014年8月8日(金)20:30~23:15
2014年8月9日(土)20:30~23:15
2014年8月10日(日)20:30~23:15

キャスト
Edmond Dantès (später: Der Graf von Monte Christo): Yngve Gasoy-Romdal
Mercédès: Ann Mandrella
Fernand Mondego: Martin Berger
Gérard de Villefort: Dennis Kozeluh
Valentine de Villefort: Leah Delos Santos
Baron Danglars: Anton Graner
Abbé Faria: Dennis Kozeluh
Luis(a) Vampa: Kathleen Bauer
Albert Mondego: Max Buchleitner
Jacopo: Katharina Lochmann
Ensemble: Katharina Lochmann, Johanna Kräuter, Kathleen Bauer

この会場は一風変わっていて、ゲストはテーブル(Tisch)席かベンチ(Bank)席を選択することになります。予約可能なのはテーブルまたはベンチの番号だけで、実際の席は予約した番号のテーブルまたはベンチの中から先着順で座ることになるようです。テーブル席は全て舞台の方向を向いています。屋根があるのは後方の一段高くなったテーブル席だけです。雨天の場合はまれに屋内会場での上演になることもあるようですが、基本的には少々の雨でも野外での公演が決行されます。

RöttingenはWürzburg(ヴュルツブルク)から南に約35kmの地点にある小都市です。開演時間の90分前に、Würzburgから会場になる中世の城跡Burg Brattensteinまで臨時バスが運行されます(会場まで30分、時刻表はこちら)。往復10 EURの乗車券は当日車内での購入も可能ですが、予約がお勧めです。当日購入の場合、混雑時は立つことになります。復路は終演から約15分後に発車します。往復各一便しかないので、利用される場合はくれぐれも乗り遅れないようご注意下さい。

会場
Burg Brattenstein
Röttingen, 97285 Röttingen
ドイツ

問い合わせ先
Tourist – Information Röttingen
Marktplatz 1
97285 Röttingen
Tel: +49 9338 9728-55
Fax: +49 9338 9728-49
http://www.frankenfestspiele.de/

Booking.com

3 Comments

  1. お久しぶりです。おととしTechlenburgのMA観劇ではいろいろ教えていただき、ありがとうございました。
    また、いつか本場での観劇に行きたいと思っていたのですが、モンテクリスト伯の情報に大喜びしています。Yngveには去年の来日Wien Musical Concertの時、MAを観に行ったことを伝えて喜ばれました。
    ぜひ、行きたいですが、これから同時期に観られるものを調べて、日程を検討しようと思います。
    問題は宿泊ですが、会場のRottinngenにも宿泊施設はありますか?
    お勧めのところなどあったらまたいろいろ教えてください。
    よろしくお願いします。

  2. waiwaiさん、お久しぶりです。Tecklenburgに続いての本場での観劇、是非実現させて下さい。YngveのMonte Christo、私もかなり見たいです! 夏に見られる舞台といえば、Bad Hersfeldの"Kiss me, Kate"やTecklenburgの"Sunset Boulevard"や"Joseph"でしょうか。SunsetはMayaさん、JosephはAnnemiekeが出演します。Stage Entertainmentの常設劇場の作品は夏でも特に休まずやっています。waiwaiさんもご存じの通り、夏はキャンペーンで安くなることが多いので、チケットはそれほど急いで取る必要はないと思います。逆に夏の野外劇場はチケットと宿を早く押さえることをお薦めします。

    Röttingenには行ったことがないので様子がもう一つ分からないのですが、恐らくTecklenburgよりも更に小さい村のようです。ドイツの友人のそのまた友人が去年"Dracula"を見に行ったそうで、Gasthof zur Alm(http://gasthofzuralm.de/)に宿泊したそうです。経営者がドイツ人ではないらしく、ドイツ語が通じない(!)と宿泊された方は文句を言っていたそうですが、日本人にとっては英語さえ通じれば問題ないですよね。ホテルのようなところはあまりなく、あとはFerienwohnungという休暇用の一軒家やアパートになるようです。ホテルよりも安く泊まれることが多く、大半は自炊設備や食器、タオルが備わっていて、ちょっとしたドイツ生活を味わえますが、家主さんと到着時間や鍵の受渡、支払い等の連絡をやりとりする必要があります。Röttingenの公式サイト(http://www.roettingen.de/)で"Info & Buchen"から"Unterkünfte"をクリックすると、宿泊施設の一覧が表示されます。ただドイツ語しか通じない可能性もあるので、ツーリストインフォメーションにメールで仲介を頼んでみては如何でしょうか。どうしてもなければ会場へのバスが出るWürzburgに泊まるのもありだと思いますが、こちらは有名観光地なのでかなり混んでいると思います。もし仮日程が決められるなら、キャンセル可能なホテルを取りあえず押さえておくことをお薦めします。

    是非素敵な観劇体験談を聞かせて下さいね!

  3. spaさん
    早速のお返事ありがとうございました。
    前回はMAとRebeccaとIch war noch niemals in New Yorkを観ましたが
    夏の野外劇場は日本ではあまり体験できないので野外劇場めぐりも楽しいかなと思っています。
    これから計画を練っていく中でまた色々お訊ねするかと思いますが、よろしくお願いします。

Leave a Reply

Your email address will not be published.




このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください