Stockholm便り Part 2(2015年7月)

Stockholm(ストックホルム)といえば、毎年12月にノーベル賞の授賞式が行われる市庁舎と、ノーベル博物館(The Nobel Museum)は外せません! どちらもガイドツアーに参加して見学しました。博物館のカフェにある受賞者達のサイン入りの椅子、日本人のサインを探してみました。2012年生理学・医学賞受賞者の山中伸弥先生のサインがなかなか見つからなかったのでカフェの店員さんに尋ねると、多くの人に聞かれるので壁に吊り下げてるとの返事でした。そこまで聞いたのに、後で見ようと思ったままうっかり忘れてしまいました…。今の博物館は手狭なため、2019年頃に国立美術館の裏に建設中の建物に移る計画があるそうなので、またいつか行かねば!
ノーベル博物館の正面。
ノーベル博物館入口。

チケットカウンターの後ろの床にノーベルの横顔が浮き彫りにされた金色のメダルが埋め込まれています。

ノーベル賞の各分野を紹介したパネル。物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済学の各賞のうち、経済学賞は正式にはアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞(The Sveriges Riksbank Prize in Economic Sciences in Memory of Alfred Nobel)という名で後から創設されました。博物館のガイドさんもそのことを何度も強調していました。

歴代の受賞者を年代順に紹介したコーナー。

博物館の天井を受賞者紹介のバナーがゆっくりと巡っています。お目当てのバナーに出会うためには最大6時間待たねばならないそう。

ふと見上げると、運良く大江健三郎氏のバナーが目に入りました。

ノーベル博物館内のカフェ。受賞者のサイン入りの椅子が並んでいます。

2014年に化学賞を受賞された中村修二、天野浩、赤崎勇先生のサイン入りの椅子。
椅子に3人の顔写真入りのプレートが下がっていたので、すぐに分かりました。プレートがついている椅子は数点しかなく、大半は実際にひっくり返してみないと誰のサインが書かれているか分かりません。カフェは既に閉店していましたが、博物館の閉館時間までは自由にカフェスペースに入ることが出来ました。カフェの店員さんがサイン入りの椅子のリストを貸してくれたので、過去の日本人受賞者を中心に気になる名前を探してみました。リストには椅子の番号とサインをした受賞者名が載っていましたが、肝心の椅子に番号が振ってあったりなかったりとアバウトでした。日本人はアルファベットと漢字の両方でサインをしていることが多く、一見して分かるのがありがたかったです。

中村修二、天野浩、赤崎勇先生のサイン入りの椅子は、写真右手の奥のテーブルに、窓を背にして右から3番目に置かれていました。写真中央のクッションの手前の椅子の足元をよく見ると、プレートが下がっているのが分かります。

2010年化学賞の根岸英一、鈴木章先生のサイン。

2008年物理学賞の小林誠、益川敏英先生のサイン。

2008年化学賞の下村脩先生のサイン。アルファベットのみです。

2002年の物理学賞小柴昌俊先生、同年化学賞田中耕一氏のサイン。

1973年物理学賞の江崎玲於奈先生のサインもありました。椅子へのサインは伝統ある慣習なのですね! もっとも全ての受賞者がサインをしているわけではないようです。ガイドさんの説明の際、丁度川端康成氏の授賞式のビデオが流れていましたが、サイン入りの椅子のリストには載っていませんでした。2001年化学賞の野依良治先生のサインもリストにはありましたが、残念ながら見つけられませんでした。

ノーベル賞と言えばメダルが有名ですが、賞状の方もご注目下さい。各受賞者の受賞理由に沿った内容の絵柄が用意されているそうです。

歴代の主な受賞内容に関する展示。

冒頭にも書いたように、博物館の展示スペースが限られているため、収蔵品の8割は展示されずに倉庫に眠っているとのことでした。新しい博物館が出来たら更に充実した展示が見られることと思います。

2015.12.10追記: ノーベル博物館内の写真と説明文を追加しました。2015年の医学・生理学賞を北里大学特別栄誉教授の大村智先生、物理学賞を東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章先生が受賞されました。おめでとうございます!

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