Das Phantom der Oper、2014年秋まで公演延長へ

2013年11月にドイツ・Hamburg(ハンブルク)で開幕した”Das Phantom der Oper“(オペラ座の怪人)は、当初10ヶ月の期間限定公演とされていましたが、開幕以来既に25万枚のチケットが売れる人気ぶりに、2014年秋までの公演延長がPhantom自身からの手紙の形で発表されました。

親愛なるファン諸君、

Stage Entertainmentは、私のミュージカルに毎晩出演しているパリ・オペラ座の支配人達よりも反応が素早い。彼らは私の存在がどれほどの魔法をここに呼び起こしているかを認識した。初日以来既に25万人の観客が私の劇場のチケットを確保した。何と素晴らしいことだろう、満員の観客席、心奪われるChristine Daaéの忘れ得ぬ声、夜の音楽・・・これを終わらせるわけにはいかない!

今日ここにStage Theater Neue Floraでの”Das Phantom der Oper”公演延長を発表出来ることを誇りに思う!

諸君はいずれまた私からの便りを聞くことだろう。今日のところは親愛なるファン諸君と高尚なミュージカル芸術の愛好家達に忠実な下僕として留まろう。

O.G.

オペラ座の幽霊を意味するOperngeistの頭文字が署名になっています。また本来ファンはFanと書くべきところをPhanとして、Phantomとかけているのも心憎い演出です。

“Das Phantom der Oper”ではバックステージツアーも開始されました。45~60分間のガイドツアーのチケットは前売り手数料込み18.25 EUR。証明書の提示で学割等の各種割引(10%)を受けることが出来ます。しっかりした靴を履いて参加するように要請されています。チケット購入はオンライン及び電話01805 4444で可能です。バックステージツアーは毎日行われているわけではないので、公演日を確認してチケットをお買い求め下さい。現時点では公演チケットは2014年10月31日公演分まで購入可能となっています。

Booking.com

12 Comments

  1. "Das Phantom der Oper"のチケットをネットで購入しようと思ったら、最近流行の自分のプリンターでチケットを印刷するという方法では購入出来ないみたいです。オンラインで買う場合は、チケットは郵送のみで日本への送料が約$35もかかるようです。ホテルのコンシェルジュに頼んで買うしかないか?と思っています。
    なおウィーンの公演は全部自己印刷のチケットで取れました。

    • debu-chanさん、ドイツ語圏の劇場ではかなり導入が進んでいるチケットのセルフプリントですが、Stage Entertainmentの公演は印刷オプションがないのです。いい加減導入して欲しいものですが。また以前はドイツ国内と同じ料金で日本にも送ってくれたのですが、チケット販売システムをeventimと統合してから送料もeventim並みに跳ね上がってしまいました。窓口取り置き(Hinterlegung)は手数料2.90 EURで取り扱っていますが、公演日が近くならないと選択出来ないようです。

      ちょっとハードルは高くなりますが、eventim以外でもチケットの購入は可能です。www.Karten.deでは2014年3月31日までにミュージカルのチケットを購入すれば、最大30%割引というキャンペーンをやっています。"Das Phantom der Oper"は2014年3月6日から7月31日公演分までが対象です。フォームから問い合わせも可能なので、窓口取り置きが出来ないか聞いてみては如何でしょうか。

      http://www.karten.de/tickets-das-phantom-der-oper-hamburg/

  2. spaさん、いろいろお教えいただいてありがとうございました。
    いろいろ問いあわせてみたのですが、現時点でネット予約しての窓口取り置きは難しいようでした。結局ホテルのコンシェルジュが10Euroの手数料で予約してホテルでチケットの取り置きをしてくれるようです、またほんの数Euroですが割引もあるようなので、ホテルで頼むことにしました。
    また観て帰ってきたら報告しますね。

    • debu-chanさん、続報ありがとうございました。ただでさえ高いチケットなのに、更に送料やら手数料がかかるStage Entertainmentのシステム、ドイツのファンからも大不評です。最近は大抵の劇場でプリントチケットが利用可能なので郵送を選択することは少ないのですが、どうしても郵送しかオプションがない場合は、奥の手でドイツの友人に転送してもらっています。ホテルで取り扱ってくれて良かったですが、SEにはもっと観客目線でのサービスを考えて貰いたいものですね。観劇報告、お待ちしております!

  3. 2015年の9月30日まで、少なくとも公演は続くようです。キャストもこのままで。

    • KENJIさん、情報ありがとうございました。公式サイトでは、現時点では2014年12月21日公演分までチケット購入可能になっています。早くも2015年秋まで延長を決めるとは、チケットの売れ行きも好調なのでしょうね。

  4. 早速、レスありがとうございました。やはりA.L.Wの最高傑作と言われる演目ですし、ハンブルグの他、ロンドンやミラノでオーディションを行って、ミュージカル俳優と呼ばれる人以外にも、オペラやバレエダンサーのプロが世界中から結集しているカンパニーなので、WEやBWと違ったスケール感が出ていて人気なのかもしれません。アジアからは日本人だけ3人も出演中ですが、キャストのケガとかあって、現在、そのうち2人が、Meg Giryのカバーを勤めているのが誇らしく感じます。ファントムの交互出演のDAVID ARNSPERGERは素晴らしいバリトンの声の持ち主で、実力派。KasselのStaatstheter のJekyll&Hydeにも主演しています。すっかりDavidファンになってしまったうちの妻は、7月の千秋楽を見に行くと言ってます。

    • KENJIさん、Das Phantom der Operの公式Facebookで日本人出演者の方が紹介されていたのを見たことがありますが、3人も出演されているとは凄いですね。ドイツ語圏ミュージカルではオーケストラやアンサンブル、ダンサーの中に日本人の名前を見ることがたまにありますが、主要キャストのMeg Giryとは凄いことです。CATSのドイツツアーには、元劇団四季の方が出演されていました。

      公式Facebook、丁度David Arnspergerのキャスト紹介が掲載されたところでした。ファンのコメントが絶賛の嵐で、中にはファーストキャストのMathias Edenbornよりも良いという声もありました。先週はMathiasが病気だったので、Davidの出演が続いたようです。Jekyll&Hydeで彼の歌声を堪能されたら、是非感想をお聞かせ下さい。

  5. 一昨日観て来ました。
    今回はハンブルグ版のドイツ語CDでしっかり予習していったのと、東京で四季版、ロンドンで英語版観ているのでだいたい聞き取れたような気になってきます。
    役者さんの歌や演技もすばらしかったのはもちろんですが、ハンブルグのNeue Flora 劇場の音響と照明の設備がすばらしかったです。
    特に Phantomが手紙を読むところなど、声が頭上から回りながら落ちてくるように聞こえるところなど最高でした。
    ミュージカルの場合は役者さんが装着したモノーラルマイク使用なので、こういったハイテクをつかった音の立体感を使った演出というのももっとおこなわれてもよいと思いました。
    Neue Flora 劇場が、この作品を上演するための世界最高の劇場ではないかと感じました。

    • Hungerさん、ファントム上演のために建てられた劇場での観劇、素晴らしい体験をされましたね! 天井が高いので、シャンデリアの落下も非常に迫力があったことでしょう。作品と上演劇場がマッチしていると、感動が更に増幅されますね。Neue Floraでは"MOZART!"と"Tarzan"を見ました。前者はTheater an der Wienのこじんまりした舞台に比べると、間延びして見えてしまいました。客席も不入りでかなり寂しかったので、余計に空間の余り具合が強調されてしまっていました。反対に客席上空をキャストが飛び交う等、空間を目一杯使い、舞台上も賑やかで客席も大入りだった"Tarzan"は、Neue Floraに合った作品だと思いました。

      ところでファントムとクリスティーヌ役はどなたでしたか? 席の埋まり具合はいかがでしたか?

    • ファントムはDavid Arnspergerでした。クリスティーヌは失念しました。席は一階はほぼ満席でしたが上階は空席が結構ありました。

    • Hungerさん、評判のDavidをご覧になったのですね。席にこだわりがなければ、当日でも十分入れそうですね。

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