Kurosch Abbasi、Romeo und Juliaに出演(2015年7~8月)

スイス・Thun(トゥーン)の湖上劇場で毎夏開催される演劇祭”Thunerseespiele“。2015年7月8日から8月22日まで上演される”Romeo und Julia”のキャストが発表されました。Wien(ウィーン)20周年記念版”Elisabeth”のLuigi Lucheni役で、現在は”Elisabeth“ツアー公演及びドイツ・Berlin(ベルリン)の”Hinterm Horizont“にSteve役のファーストキャスト及びUdo Lindenberg役のセカンドとして出演中のKurosch Abbasiが、Mercutio役で登場します。”Elisabeth”は2015年7月7日から8月9日までオーストリア・Linz(リンツ)での公演が予定されていますが、日程的にKuroschの掛け持ち出演は難しいと思われます。

Lady Capulet役のKerstin Ibaldは、Wien、ドイツ・Stuttgart(シュトゥットガルト)、スイス・St. Gallen(ザンクト・ガレン)の”Rebecca”でBeatriceを演じていたので、CDや舞台で彼女の声をご存じの方は多いと思います。よく通る表情豊かで温かな声が大変魅力的なKerstin、先日オーストリア・Baden(バーデン)の”Das Lächeln einer Sommernacht”で久々に観ましたが、出演者の中で一番良かったです。Romeo役のDirk Johnstonは、Pia Douwes、Thomas Borchert、Sabrina Weckerlinと共にドイツ・Fürth(フュルト)で大評判になった”Fast Normal – Next to Normal”にGabe Goodman役で出演しています。Fürst役のPaul KribbeはかつてDer TodとしてMaya Hakvoortと”Elisabeth”に出演していたことがあります。Paris役のGeorg Prohazkaは、”Wien Musical Concert II”(ウィーン・ミュージカル・コンサート2)のアンサンブルとして来日しました。Benvolio役は、ドイツ・Potsdam(ポツダム)及びFulda(フルダ)で上演された”Friedrich – Mythos und Tragödie”でタイトルロールを演じたTobias Bieri。彼も先日WienでDrew Sarich主演の”Jesus Christ Superstar”にSimon役で出ているのを観たところです。Julia役のIréna Fluryはミュージカルへの出演経験もあるようですが、テレビや映画での活躍が多いようです。オーストリアの演劇賞Nestroyにノミネートされたこともある実力派だそうです。

Romeo und Julia

Julia: Iréna Flury
Romeo: Dirk Johnston
Lady Montague / Cover Amme: Claudia Agar
Amme: Katja Berg
Lady Capulet: Kerstin Ibald
Mercutio: Kurosch Abbasi
Benvolio / Cover Romeo: Tobias Bieri
Tybalt: Philipp Büttner
Erzähler: Marco Fritsche(出演期間2015年7月8日~25日)
Lorenzo: Steffen Häuser
Lord Capulet / Cover Pater Lorenzo: Björn Klein
Fürst: Paul Kribbe
Paris / Cover Lord Capulet / Cover Fürst: Georg Prohazka

Ensemble: Tina Caroli
Ensemble / Cover Lady Montague: Rebecca Egli
Ensemble: Franziska Giulietta Fröhlich
Ensemble / Cover Julia: Annakathrin Naderer
Ensemble: Katrin Paasch
Ensemble: Jagoda Palecka
Ensemble / Cover Lady Capulet: Lynsey Thurgar
Swing: Chiara Ludemann
Ensemble / Cover Paris: Jan Nicolas Bastel
Ensemble / Cover Benvolio: Andres Esteban
Ensemble / Fight Captain: Kevin Foster
Ensemble: Marco Maurer
Ensemble / Cover Tybalt: André Naujoks
Ensemble / Cover Mercutio: Kevin Reichmann
Ensemble: Robin Rohrmann
Swing / Dance Captain: Joe Monaghan

公式サイト上で既に公開されている舞台装置は巨大なハーフパイプというユニークなもの。プレス資料の監督インタビューによると、若者達が集うハーフパイプは平和への可能性を象徴しており、バイクシーンでは地元のフリーライダーチームが出演協力することになっているそうです。Uwe KrögerとPia Douwesが共演した2013年の”Der Besuch der alten Dame”(老貴婦人の訪問)では、モノポリーの盤面が舞台になっていました。

Thunerseespieleでの観劇上の注意点をお知らせしておきます。まず湖上舞台なので、防寒に加えて防風対策が必要です。Loge席を除いて屋根がないので、天候が怪しい場合はレインコートや荷物を入れるビニール袋を持っていくことをお薦めします。勿論傘は禁止です。上演時間は2時間で、休憩はマチネを除いてありません。マチネは公演期間中に一度だけ予定されています。チケット価格は安いですが、遮るもののない観客席での観劇は、天気が良い場合かなり辛いと予想されますので、個人的にはお薦め出来ません。席は4列目から階段状に高くなっているので、どの席からも観やすいです。階段状になっていない2列目と3列目は前の人の頭が邪魔になる可能性はありますが、最も安い価格帯でお手頃です。ある程度上方の席の方が、舞台装置の全体像が見えやすいです。荒天により公演中止になった場合、実際に上演した時間が1時間を超えていた場合はフルに公演したと見なされ、返金等の補償はありません。上演開始後1時間以内の中止や、当日13時以降に公演中止が発表された場合は、払い戻しではなく予備日(月・火のいずれか)に公演振り替えとなります。チケット代の返金が行われるのは、振替日が確保出来ない場合のみです。地元民でもない限り、突然日程を変更されても対応出来る人は少ないと思いますが、観客にとって非常に不利な購入条件となっています。費用がかかりますが、チケット購入時にキャンセル保険に入っておくという手もあります。

スイスは物価が高いのが難点ですが、湖の向こうにアルプスの山並みが広がる美しさに心を奪われました。湖上舞台での観劇、お薦めです!

Thunerseespiele AG
Länggasse 57
CH-3600 Thun
Switzerland
Fax +41 (0)33 225 45 59
http://www.thunerseespiele.ch

なお上の住所は事務局の所在地です。湖上舞台へはThunの鉄道駅からDeltapark/Spiez行き1番のバスでStrandbad(シュトラントバート、水浴場の意味)下車後、徒歩10分ほどで到着します。バス停の目の前にホテルalpha thunがあります。

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