VBWミュージカル部門監督Kathrin Zechner氏がORFに復帰へ

Vereinigte Bühnen Wien(VBW、ウィーン劇場協会)のミュージカル部門監督Kathrin Zechner氏が、2012年1月から出身母体のORF(オーストリア放送協会)にテレビディレクターとして復帰することになりました。2004年から続いたZechner体制の終焉が、ORF諮問委員会の投票によって決定されたのは、奇しくもZechner氏が手がけた”Sister Act”の初日となった2011年9月15日。Zechner氏の後任が決まるまでは、VBW総監督のThomas Drozda氏が代行を務めると、Kurier紙等の複数のメディアが伝えています。

“The Producers”や”Rudolf”の不評で叩かれたと思えば、”Tanz der Vampire”と”Ich war noch niemals in New York”の大ヒットで、VBWの財務状況の改善に貢献したと持ち上げられたZechner氏。昨今のVBWは娯楽系の作品が多く、ドラマ重視の作品が上演されないと不満を漏らすミュージカルファン達にとっては、彼女の後任者がどんな路線を取るかが気になることでしょう。

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