Der Besuch der alten Dameより楽曲紹介”Liebe endet nie”(愛は終わらない)

2013年7月16日から9月5日にかけてスイス・Thun(トゥーン)のThunerseespiele(トゥーン湖上音楽祭)で世界初演される”Der Besuch der alten Dame”(老貴婦人の訪問)。主演のPia DouwesとUwe Krögerコンビは、2014年2月19日からWien(ウィーン)・Ronacherで始まる同作のオーストリア初演にも出演が決まっています。

この新作ミュージカルからPiaとUweのデュエット”Liebe endet nie”(愛は終わらない)の音源が公開されています。演奏はVereinigte Bühnen Wien(VBW、ウィーン劇場協会)のオーケストラ、指揮はKoen Schoots氏です。

劇的なイントロと美しいメロディーライン、そしてPiaとUweの息の合った歌声に、大変興味がかき立てられます。音楽のMoritz Schneider氏は、2010年にThunerseespieleで上演され、大ヒットとなったオリジナルミュージカル”Dällebach Kari”でも音楽を担当していました。

生まれ故郷の小都市Güllenに帰ってきた億万長者の未亡人Claire Zachanassian(Pia Douwes)が、かつての恋人であるAlfred Ill(Uwe Kröger)の命と引き換えに、財政難の町に多額の寄付を申し出るという物語は、スイスの劇作家Friedrich Dürrenmatt(フリードリヒ・デュレンマット)の戯曲を原作としています。脚本を担当するVBWミュージカル部門監督のChristian Struppeckは、PiaとUweを再び同じ舞台に立たせたいと長年考えていたそう。”Der Besuch der alten Dame”はこの二人に相応しい題材だと、VBWの”Der Besuch der alten Dame“の紹介記事中で語っています。

Booking.com

3 Comments

  1. Liebe endet nie 聴きました。とってもいいですね。
    Der Besuch der alten Dameを観たくなりました。

    持っているCD、よく考えてみたらUweが出ているものの多いこと!意識して買っていたわけではないのですが、いつのまにかそうなっていました。
    Miss SaigonのChrisから、三銃士のRichelieuやRudolfのGraf Taaffeまで、全然違う役を歌いこなしています。CDで歌を聴いているだけでそう思うのですから、本物を観たら…
    Musical ConcertⅡで来日されなかったのが本当に残念!

    先日買ったCDですが、Sound of Musicがとても気に入りました。これもUweが大佐を演じているのですが、Mariaとの組み合わせは前の版のRebeccaと同じですね。Wietske van Tongerenは、ichのものよりこのMariaの方が私は好きです。Stuttgart版のRebeccaは、やはりPiaのMrs.Danversが迫力があって恐い!前の版のもよかったのですが。MaximはJan Amannもいいのですが、Uweの方が好きです。まだ、じっくり聞き比べたわけではありませんが、聴いた印象です。
    Friedrichは作品のあらすじも知らずに聴いたので、どの歌を誰が歌っているのか始めはわかりにくかったですが、一応、歴史の成り行きは知っているし、だいたいわかりました。若い頃のFriedrichをやっているTobias Bienがいいです。Sans Souci宮殿で観たかったです。

    ドイツ語版のCDはかなり持っているつもりですが、spaさん、もしこれがオススメというのがあったら教えてください。よろしくお願いします。

    • Märzさん、Uweは有名作品のドイツ初演キャストを多く務めているので、ドイツ語圏ミュージカルのCDを集めると、自然とUweコレクションになってしまいますね。"Die Schöne und das Biest"や"Sunset Boulevard"もUweが出ていましたね。CDにはなっていませんが、"Das Phantom der Oper"にも"Les Misérables"にも出演していますから、まさに総なめですね! Uweは舞台での存在感、演技力が本当に素晴らしいので、CDでは彼の良さの半分しか伝わらないと思っています。近年ちょっと歌声に衰えが出てきた嫌いもありますが、コメディーからシリアスまで幅広くこなせるUweの演技はまだまだミュージカル界に欠かせません! 幸い"Rudolf"のDVDで映像を見ることが出来ますが、お持ちですよね?

      "Sound of Music"、Wietskeの伸びやかな声がザルツブルクの美しい風景を目の前に再現してくれる名盤ですね。ルフトハンザのCDセレクションにも収録されていました。WietskeとDrewの"Rudolf"コンビが聴ける"Rocky – Das Musical"のCDもいいですよ。

      開催間近のWien Musical Concert II関係で言えば、Yngve Gasoy-Romdalの"Jesus Christ Superstar"とソロCDの"Listen To My Song"がお薦めです。ソロの方は"Sunset Boulevard"、"Jekyll & Hyde"、"MOZART!"、"Chess"等、選曲がミュージカルファン好みです。Mark SeibertのソロCD"With You"も良いです。特に"Nine"の"Unusual Way"の切ない歌声が素敵で、ついついリピートしてしまいます。意外にもKevin TarteはMaxi CD以外のソロCDは出しておらず、今年11月15、16日のコンサートに合わせてソロアルバム"Reflection"がようやく発売される予定だそうです。

  2. ありがとうございます。
    実はDVDはMateのElisabethしか持っていません。
    ドイツのものはPalなのでパソコンでしか観ることができないので。
    また、何かしながら聴くことが多いので、CDの方が便利で。
    でも、Rudolf買ってみようかなと思います。

    CDはソロのものはMayaさんのものぐらいしか持っていないので、
    オススメのYngve Gasoy-Romdalの"Listen To My Song"と
    Mark Seibertの"With You"を買ってみようかなと思います。
    spaさんに指摘されるまで全然気がついていなかったのですが、
    WietskeはRudolfで皇太子妃ステファニーをやっていた人なんですね!
    ちょっとイメージが違ってビックリしました。

    話は変わりますが、昨日、4starsを観てきました。
    spaさんに薦められてかなり遅くなってチケットを買ったので、
    3階席でしたが、とても良かったです。
    満員で思ったより男性客が多く、ブロードウェイやウェストエンドの
    ミュージカルファンの方が多いのかなと思いました。
    欧米のノリで声援を送っておられて、賑やかでした(笑)
    シエラさんの美しいソプラノも大変良かったのですが、
    個人的にはレアさんの力強い声が好きで、On my ownと
    I'd give my life for youがすごく良かったです。
    ロンドンで初めてMiss Saigonを観て泣いてしまったことを
    思い出しました。
    女性の声としては彼女のように力のある声が好きで、
    Sabrina Weckerlinがお気に入りです。

    いよいよこの週末からWien Musical ConcertⅡ!
    本当に楽しみです。

Leave a Reply

Your email address will not be published.




このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください