Colosseum Theater閉鎖問題:劇場従業員からの手紙

2010年2月10日付けの記事で、Stage Entertainmentが、ドイツ・Essen(エッセン)のColosseum Theaterにおける定期公演から撤退するというニュースをご紹介しました。この問題に関し、劇場従業員が発表した公開書簡が、musicalzentraleに掲載されています。

親愛なる皆様、

先日来の報道でご存じの通り、Essen(エッセン)西部のColosseum Theaterは、2010年7月末をもって閉鎖される予定です。

私達全従業員は、このニュースに皆様と同様に驚きました。13年以上にわたりルール地方の中心に存在し、名声を得てきたこのミュージカル劇場は、公演活動を停止することになります。そのことは長年勤めてきた従業員に、大きな衝撃と失望をもたらしています。Stage Entertainmentの他の劇場で働く同僚達も、大変驚いています。彼らが示してくれた連帯意識、観客や取引先からの激励、ファンによる署名活動及び私達のお客様方による様々な形での意見表明は、私達に勇気を与え、当初の茫然自失状態を乗り越える助けになってくれました。

勿論私達は、雇用の場を維持したいと願っています。しかしそう表現することは、ここ何日もこの劇場を支配している議論や感情を表すのには、全く不十分で表面的です。私達にとっては、この歴史的かつ非常に特別なこの場所にあるこの職場のことが、特に重要な問題なのです。歳月が経つうちに、私達はこの劇場の一部になりました。私達全員が全力を尽くし、心血を注いできたこの劇場は、ドイツで最も素晴らしい劇場の一つであり、ドイツにおけるStage Entertainmentの原点でもあります。

よりによって、Essenが欧州文化首都となった今年に、ルール地方の文化の生きた一部分であり、重工業企業Kruppの城下町であるEssenの心臓部にあり、町の新旧をつなぐ門であるこの劇場(注:Colosseum Theaterは、Kruppの工場だった建物を改装して作られました)を見捨てるのですか? 産業の歴史と現在を、このような独特の形で結びつけている場所が、何処にあるというのでしょうか? この劇場が持つ独特の雰囲気は、ここで上演されたミュージカル作品や多くのイベントによって、ドイツ全土からのお客様方に、深い印象を残してきました。

ここ数年、劇場側が経常費の最小化に大きな成功を収めてきたにもかかわらず、経済的な理由から、2010年8月よりこの場所での公演活動は今後不可能になります。それ故に考え得るただ一つの解決策は、この文化財として保護されている建物の運営費を下げることです。

そういうわけで、皆様にお願いです。この劇場を直接的、あるいはつてによって支援する可能性やアイデアをお持ちではないですか? 例えば、電気代や暖房費の削減、税金の軽減やメディアとの協力といった様々な形での後援や提携関係等が考えられます。

私達はこの素晴らしい劇場を維持するために、皆様のご支援を願っています。

ありがとうございます!

Colosseum Theater従業員一同

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