NY版Rebecca公演延期へのKunze御大の反応

NY版”Rebecca”の2012~2013年シーズンへの公演延期が決まったことについて、musicalzentrale.deがMichael Kunze御大に対して早速ミニインタビューを行っています。

最初の質問は「”Rebecca”のBroadway(ブロードウェイ)初日が延期になったことをどのように知りましたか? 既にLondon(ロンドン)の初日も再三にわたって変更されていますが、Broadwayの予定表もまた守られないことに対して失望していますか?」。Kunze御大曰く、公演延期はプロデューサーのBen Sprecher氏からの電話によって知ったそう。勿論がっかりはしたものの、一方でこの決断は問題の深刻さの証だとも見て取ったそうです。「もっと責任感のないプロデューサーだったら、初日まで数週間しかない時点であっても、残り20%の資金を手当出来るかもしれないと信じこんでいたでしょう」と、問題を率直に打ち明けてきたプロデューサーへの信頼感は薄れていないようです。「全ての関係者は今まで通り、”Rebecca”の大成功を信じています」と述べるKunze御大。

続いての質問は、「出資者が及び腰になっている理由は、全くもって現在の困難な経済情勢のせいだと思いますか? それとも欧州産の演劇的なミュージカルに対する留保が原因だと思いますか?」。御大自身は、Broadwayには確かに欧州産ミュージカルへの偏見があることを認めつつも、「我々に対する評価は低いですが、そのことは長所でもあります。但し投資家を探す場合は別です。現在の経済情勢、特に株価の低下は、興味を持っている出資者が投資を流動化するのを困難にしています」と答えています。

最後の質問では、2002~2003年シーズンにBroadwayでの上演が行われたものの、失敗に終わってしまった”Dance of the Vampires”を引き合いに出しつつ、”Rebecca”が来シーズンNYで上演され、観客に迎え入れられると信じているかと御大に尋ねています。「私は既にBroadwayで失敗を経験しているので、この問題については冷静に見ています。”Rebecca”の前提条件は”Dance of the Vampires”当時のそれよりもずっと有利です。”Rebecca”においては全てが本当に上手くいっていたので、公演延期は大変残念です。NYには”Rebecca”の観客が大勢いると確信しています。既に現時点でもこのプロジェクトに対する米国内での関心は非常に高まっています。もっとも私は現実的で、こうした大プロジェクトの資金調達は常に失敗のリスクをはらんでいると十分に認識しています」とKunze御大は答えています。

Kunze御大の意に染まない改変を加えられ、とんでもない作品になってしまった”Dance of the Vampires”とは違い、御大自ら納得いくまで監修した”Rebecca”には是非日の目を見て貰いたいです。2012年秋の上演に向けて、流れがいい方向に向くことを願っています。

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1 Comment

  1. Spaさん こんばんは。
    Kunze先生のインタビュー記事をありがとうございます。心からNY版の"Rebecca"を観ることができるよう願っています!

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