Gustav KlimtがWienにて上演へ

“Elisabeth”のKaiser Franz-Joseph役でお馴染みのAndré Bauerが、2009年夏にオーストリア・Gutenstein(グーテンシュタイン)の野外演劇祭で主演した、オーストリアの画家グスタフ・クリムトの生涯を描いたミュージカル”Gustav Klimt”が、Wien(ウィーン)のKünstlerhausに上演場所を移して再演されます。上演期間は2012年9月1日から10月7日まで(火曜休演)。なお水曜日は英語での上演になります。

キャスト
André Bauer: Gustav Klimt
Sabine Neibersch: Emilie Flöge
Hari Baumgartner: Ernst Klimt
Harald Tauber: Kolo Moser
Bettina Soriat: Mutter Klimt, Serena Lederer, Ensemble
Regina Mallinger: Freifrau von Erlenauer, Modell Traudl, Ensemble

2009年版”Gustav Klimt”は、CD及びノーカットライブ版DVDが出ています。DVDは歌詞カード付き。

André Bauerは、2008年にウィーン版エリザベート招聘1周年を記念し、大阪・梅田芸術劇場メインホールで行われた『ウィーン・ミュージカルコンサート』(Wien Musical Concert)に出演しています。もしかすると2012年秋の『ウィーン版ミュージカル エリザベート20周年記念コンサート ~日本スペシャルヴァージョン~』への出演もあるかもしれないと思っていましたが、”Gustav Klimt”の公演日程を考えると今回の来日はなさそうです。Franz-Joseph役が誰になるのか、気になるところです。

Wiener Künstlerhaus
Karlsplatz 5
A1010 Wien
AUSTRIA
Tel: +43 1 587 96 63
Fax: +43 1 587 87 36
http://www.k-haus.at


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5 Comments

  1. 雪の関東からこんばんは。

    実は今日、いきなりウイーン市観光局から小荷物が届きました。
    何事かと思ったら、クリムト・クイズの当選者への景品で、デンメア・ティーハウスのクリムト缶の紅茶でした。
    そういえば、昨年ウィーン市観光局のサイトで何か書いて応募したような気もしますが、すっかり忘れていました。

    今年はクリムト生誕150年だそうですね。
    同梱されていた観光局の小冊子には、観光案内の一部として「Elizabeth」の舞台スチルが出ていましたが、シシィはどなたか分かりませんでした。とりあえずMayaさんではないですね。

    こんな物を戴いてしまっては、今年の秋冬はウィーンへ行くしかないかなぁ、などと思ってしまいました。

    ところで今、ドイツの劇場やミュージカルの内容を纏めているのですが、「そういえば、ドゥイスブルクの(旧)ミュージカル劇場でも前にレ・ミズを見たけど、今は何をやっているのかなぁ」と検索してみましたところ、どうやら昨年末に劇場自体が閉鎖になってしまったらしいのですが、このあたりのご事情とか噂は何かご存じではないでしょうか?
    エッセンでヨセフのマチネ、ドゥイスブルクでレ・ミズのソワレ、などという無茶も(笑)昔は出来たのですが、残念です。

  2. noraさん、お久しぶりです。お返事遅くなってすみません。

    ウィーン市観光局からプレゼントとは、羨ましい話です。クリムト生誕150年とは気がついていませんでしたが、それでミュージカルをやるのですね。"Elisabeth"のキャスト発表はVBWの新しいミュージカル部門監督の任期が始まる5月1日以降だと思われます。Mayaさんは既に出ないことを宣言していますし、来日も決まっているので、誰が新しいウィーンのElisabethになるのかが楽しみですね。私もこの秋冬にはウィーンに駆けつけたいと思っている次第です。

    Duisburgの劇場は1995年にレミゼ上演のために建設されました。ロングラン公演終了後は主に貸館公演に使用されていましたが、5年前から市当局が文化施設として使用することを条件に買い手を探していたそうです。しかし昨今の経済情勢もあって上手くいかず、文化施設としての存続を断念したようで、今後はデパートやカーペット店になる可能性もあるとか。BremenのMusical Theater同様、箱物行政が失敗してしまったようです。私自身は結局足を運ぶ機会がなかったのが残念です。

  3. 先ほどGustav Klimt観てホテルに帰ってきました。Kunstlerhausのホールは小さいので、客席と舞台が近くていいですね。出演者の皆さんの歌ももちろん迫力ありましたが、舞台が映像と発光ダイオードのライトを使って照明の色調を頻回に切り替えて非常にきれいな絵となっていました。GeniusのLinda Geiderの歌とダンスがよかったです。KlimtのAndré Bauerも今回はダンスや激しいアクションが多く、Kaiser Franz-Joseph役とはかなりイメージが違っていました。
    明日バーデンでMayaさんのEvitaを観てから帰国します。今回はElisabethはお預けです。もうウィーンの街のいたるところにElisabethのポスターは貼られていますよ。

  4. debu-chanさん、ウィーンからの現地レポート、ありがとうございました。"Gustav Klimt"でご覧になったAndré Bauerとは、またすぐ日本で再会出来ますね。公演日程が近いので、彼の皇帝はないのかなあと思っていましたが、日本に駆けつけてくれることになって嬉しいです。"Gustav Klimt"の話に戻ると、DVDは野外公演の映像だったので、ぼやっとした感じでしたが、公式サイトの映像や写真は綺麗ですね。有名な『接吻』のポーズを実際にやっているのがなかなか面白かったです。

    http://www.gustavklimt-musical.at/trailer-fotogallerie/

    しばらくウィーンに行っていないので、段々気持ちがそわそわしてきました(笑)。

  5. 会場で購入したDVDを昨夜ざっとみてみました。今回の講演のものではなく野外講演の映像でした。台詞や歌は変わりませんが、今回はかなり舞台が小さいし屋内なので舞台装置や照明演出などはかなり違った印象を受けました。
    舞台を暗くして薄い幕を下ろして映像を投射して、その後ろで演技するという演出も多いのでそういう場面は暗いのでビデオカメラで撮ると人間の目とは違ってぼやけた映像になるのはしかたがないと思います。
    最後のKlimtとFlögeが抱き合って接吻の形となる"落ち"は印象的でした。

    他のスレッドで飛行機についてご心配いただいたようですが、今回はルフトハンザではなくオーストリアン使ったので欠航の心配はありませんでした。成田だけではなく関西便も復活してくれると便利なのですが、難しいのでしょうね。

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