Wienコンサート版Das Phantom der Oper

Vereinigte Bühnen Wien(VBW、ウィーン劇場協会)のオーケストラ創設25周年及びVBWによるドイツ語圏初演24周年を記念して、Wien(ウィーン)のRonacher劇場で2012年11月29日から12月9日にかけて”Das Phantom der Oper”(オペラ座の怪人)コンサート版が上演中です。僅か10回の公演なので、師走のこの時期日本から出向くのはなかなか難しいことでしょう。私も残念ながらスケジュールを合わせることが出来ませんでしたが、動画から雰囲気を楽しみたいと思います。

まずはリハーサル風景。最初から衝撃的な音に一気にファントムの世界に引き込まれます! ソリストはChristian Alexander Müller(Phantom der Oper)、Lisa Antoni(Christine Daée)、Oliver Arno(Raoul, Vicomte de Chagny)。私服で歌う姿が新鮮です。



本番の映像はこちら。バレエや猿が乗ったオルゴール等、ファントムの要素が登場する中、一つ足りない物が。



怪人の顔にマスクがありません! グロテスクなメイクもなく、綺麗な顔で登場しています。コンサート版といっても、今回の”Das Phantom der Oper”は、”Elisabeth”来日公演のように衣装から振付まで本番さながらというわけではなく、アンサンブルだけでなくメインキャストも楽譜を持っている箇所が見受けられます。

公開日から一週間ほどの期間限定ですが、2012年11月30日付けのORFのレポート動画で初日ゲストとパーティー(10公演しかなくてもパーティーがあるのにはびっくり)の模様を見ることが出来ます(公開後1週間で削除)。Marjan Shaki、Lukas Perman、Gernot Kranner、Mark Seibert、Anton Zetterholm等の姿が映っています。「恥ずかしながら”Phantom der Oper”観劇は今回が初めて」と打ち明けるMarjan! 彼女の出身地Hamburg(ハンブルク)では20年前”Phantom der Oper”がロングラン公演していましたが、当時見ることはなかったそう。勿論音楽は知っていたと言っていますが、意外な人が意外な作品を観ていないものです。怪人役のChristian Alexander Müllerは、この役は勿論素晴らしい役ではあるものの、同時に責任が重いと語っています。大編成のオーケストラとコーラスがあっても、怪人役が良くなければ公演全体が失敗してしまうというプレッシャーを感じるそうです。Christine役のLisa Antoniは、大勢の人手を借りて衣装やメイクを取り替える必要がないため、歌や演技に集中出来るのは良いことだと語っています。と言ってもコンサート版の上演は俳優にとっては難しいことであり、ゲストのLukasは「物語に没入するのが難しく、多くの事を即興で行ったり、想像する力が求められます」とコメントしています。Raoul役のOliver Arnoが「豪華な舞台装置はなくても、観客は本番さながらの体験が出来ます」という一方で、Marjanは「小道具等がないと舞台で失敗があれば全部見えてしまうので、個人的には大変だと思います」とコメントしています。

Musicalvienna (VBW)のFacebookではCDやブルーレイの発売を求める声が上がっています。個人的にも是非お願いしたいところですが、版権の問題があるので現実には難しい気がします。再演の可能性があれば是非観てみたいものです。

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1 Comment

  1. 12/3に見ました(イヤ、聴きました)。
    2列目と思って座席に着いたら最前センター…居眠りできないと緊張(笑)しましたが、そんな危惧は吹っ飛びました。
    確かにマスクがなかったり、衣装も違ったりでしたが、舞台はまさしく「オペラ座の怪人」でした。
    声のミュージカルであると実感。
    独語で聴くのは初めてだったのですが、違和感はなかったです。

    WEINミュージカルってこんなに魅力的なのにNYやロンドンほどには知られてないのはどうしてなんでしょうね?!
    私は逆にロンドンにもNYにも行ったことないんですけど(笑)。
    WEINバカです。。。

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