Vereinigte Bühnen Wien、劇作家Schnitzlerのミュージカルを構想

オーストリアの新聞Standard紙が、ニュージーランドの作家・脚本家・映画製作者のAnthony McCarten氏が、Vereinigten Bühnen Wien(VBW、ウィーン劇場協会)のためにオーストリアの劇作家Arthur Schnitzler(アルトゥール・シュニッツラー、1862~1931年)を題材にしたミュージカルを構想中であることを、2011年8月25日付けの大衆誌Newsのインタビューで明かしたと伝えています。

News誌のサイトにインタビューの内容が一部紹介されています。McCarten氏にとっては初めてのミュージカルとなるこの作品は、VBWとの共同制作になる予定。McCarten氏は取材でWien(ウィーン)に滞在し、退廃やカフェ文化、音楽、精神分析の成立、偽善的な性的モラルやブルジョワジーといった事柄について、出来るだけ学ぼうと努力したそうです。構想中の作品は、Schnitzlerの多くの作品に着想を得ており、ある瞬間には誠実であるものの、次の瞬間には裏切り者になれるというような、予測がつかず計り知れない人間の心の働きが一貫するテーマとなっています。コンセプトとしては、伝統的な要素を現代的なそれと結びつけ、Schnitzlerの作品を新しい方法で見るということが考えられているそうです。McCarten氏は脚本、ストーリー、歌詞を担当する予定で、Schnitzler自身は舞台には登場しないものの、彼の挑発的な精神が色濃く反映されることになるようです。作品の完成時期は未定とのことです。

記事の中でMcCarten氏の代表作品として挙げられていた戯曲”Ladies Night”(1987年12月初演)は、失業者のグループが男性ストリップを計画するという内容。何処かで聞いた話だと思いませんか? McCarten氏は1998年、映画”The Full Monty”(フル・モンティ、1997年制作)のプロデューサーを相手取り、訴訟を起こしたそうです。

Arthur Schnitzlerといえば、4月末にJude Law(ジュード・ロウ)がSchnitzlerの戯曲”Reigen”(輪舞)を下敷きにした映画”360″の撮影のため、Wienに滞在していました。近々Schnitzlerブームが到来するかもしれませんね。

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