Wien版Elisabeth初日レポート動画

Wien(ウィーン)再々演版”Elisabeth”の初日レポート動画が続々登場しています。既にお伝えしたものも含めてご紹介します。ORFのサイト掲載動画はアクセス可能期間が短いことが多いので、掲載日から1週間程度でリンク切れになるかもしれません。

Elisabeth Engstler trifft Elisabeth(2012年9月4日放映、04:53)

Annemieke van Damm、Daniela Ziegler、Kurosch Abbasi、Mark Seibertへのインタビューと舞台映像。インタビュアーのElisabeth Engstler氏がMarkに会うところでは、自分の名前がElisabethなので、Der Todの前では不安だわ~とちょっとおどけています。対するMarkは、Der TodはElisabethを誘惑する者で、ElisabethのTodへの思いは愛であり死への憧れ、実際のところ大抵の場面では自分は感じ良いですよと笑っています。

Katrin Unterreiner: Sisi-Buch (2012年9月4日放映、04:41)

歴史家のKatrin Unterreiner氏の新刊”Sisi”を著者を迎えて紹介しています。舞台映像はありませんが、Elisabethの肖像画や体操器具等の映像が出てきます。

Vor der “Elisabeth” Premiere (2012年9月5日放映、04:26)

初日開演前のレッドカーペットからのレポート。Elisabethのひ孫で脚本家のEduard Habsburg氏と娘のMaria Carolina嬢が映っています。Vereinigte Bühnen Wien(VBW、ウィーン劇場協会)の新総監督Christian Struppeck氏にとっては、この日が就任後初めてのプレミエ。既にプレビューで観客から素晴らしい反応を得たことを喜ぶ一方、初日を前に緊張もしているようです。Levay御大と夫人の姿も見えます。舞台映像ではElisabethの他にFranz Josephや子役Rudolf、Der Todの歌声も聴くことができます。

“Elisabeth” wieder im Raimund Theater(2012年9月6日放映、01:29)

初日の舞台映像と、新旧キャスト合同のカーテンコール。

Elisabeth feiert Jubiläum(2012年9月6日放映、07:45)

Dominic Heinzl氏司会の番組”Chili”の映像。カーテンコールで観客の手拍子の中、”Der letzte Tanz”を歌うMark Seibertとアンサンブルから始まる映像は必見です! Kunze、Levay両御大が舞台上でお辞儀をし、白百合を手にしたアンサンブルが観客に別れを告げる冒頭映像から、初日レッドカーペット前の豪華ゲストへのインタビュー、初日にその場にいたかのような体験が出来ます! インド出身のミュージカル俳優及び振付師のRamesh Nairは、Levay御大と共に「インドでも”Elisabeth”は上演されていますか?」と聞かれて「まだですが、僕が持って行きます」と笑っています。次にインタビューに英語で答えている日本人女性二名、左の女性は東宝版『エリザベート』に出演されていた徳垣友子さんだそうです。ご友人が今回の舞台で出演されていると答えています。日本でエリザベートに出演していたと聞いてびっくりするインタビュアー(笑)。別のショットではこのお二人が日本語で『私だけに』を披露しています。Lukas PermanとMarjan Shakiのカップルも登場。「Elisabeth役に興味ありませんか?」と聞かれ、「勿論ありますよ」と笑って答えるMarjan。MarjanとLukasがElisabethとDer Todをやれば調和しますねとも言われています。この二人がオーディションを受けたかどうかは定かではありませんが、見てみたい気もします(笑)。どのメロディーが好きですかと聞かれ、”Wenn ich dein Spiegel wär”と突然歌い出すLukasが、ファンには嬉しいサプライズ。でもRameshの”Boote in der Nacht”の方がよりレアでしょう! インドでの上演が決まったら、Franz Joseph役を狙っているのでしょうか(笑)!? 初日映像とカーテンコールに続いて登場する男性は、別映像でご紹介したElisabethのひ孫で脚本家のEduard Habsburg氏。20年前の初演も見たそうです。Annemiekeを楽屋に訪ねた司会者のDominic Heinzl氏、「オーストリアでは大麻の危険性について論議が巻き起こっていますが、オランダ出身のあなたはマリファナを吸ったことがありますか?」とちょっとびっくりな質問をしています(注:オランダはEUの中でも麻薬に寛容な国として知られています)。Annemiekeの方もけろっとして「勿論あります(!)」と答えています。もっとも好きではないとも言っていますが、日本では考えられないやりとりでした・・・。子役Rudolf二人は兄弟。弟の方が初日に出演したようで、兄の方は「(弟に)間違いはありませんでした。完璧でした」と答えています。次に登場するネクタイに背広の長身の男性は誰でしょう? 答えは初演当時の子役Rudolf! 当時8歳、今は28歳の青年になっており、ミュージカルとは関係ない職業についているそうです(コンサルタント?)。20年ぶりに彼に会った当時の皇帝役Viktor Gernotは、最初彼が誰だか分からなかったそうです。パーティーの映像で花束を持っているのはSophie役のDaniela Ziegler。偶然にもこの日が誕生日だったそうです。”Elisabeth”20周年を祝う紫色のケーキで映像は締めくくられています。

Wiederaufnahme von “Elisabeth” im Raimundtheater(2012年9月6日放映、02:18)

初日レッドカーペット前の映像から始まります。先の動画とは別角度からの撮影ショット。初演当時のVBW総監督Peter Weck氏は、初日が酷評されたことを受けて、2日目に楽屋を回って「君達は素晴らしかった」と出演者を励ましたそうです。Kunze、Levay両御大とChristian Struppeck氏のインタビュー映像もあります。新旧のDer Tod(Uwe Kröger、Mark Seibert)、Luigi Lucheni(Ehtan Freeman、Kurosch Abbasi)、Elisabeth(Pia Douwes、Annemieke van Damm)のツーショットが見物です。17歳の時に見たPiaの横に今一緒に立っているのが信じられないというAnnemieke。UweはMarkと双子に見えるでしょ?とおどけています。

Kaiserliches Musical begeistert Promis(2012年9月6日放映、02:45)

初日舞台映像とレッドカーペットに登場した有名人インタビュー。”Ich war noch niemals in New York”に出演していたAnn Mandrellaは「毎晩この歌を歌うなんて、誰もが尊敬するわ!」と驚嘆の表情を見せています。Levay御大は「観客はElisabethを始めとした作品中の登場人物達に自分自身と部分的に共通するものを見て、感情移入出来るのでしょう」と”Elisabeth”の魅力を語っています。

Premiere Elisabeth Musical(2012年9月6日)

初演メンバーのViktor Gernot、Pia Douwes、Uwe Krögerらが登場。PiaとUweのカップルはお互いにとって本当に特別なことが良く伝わってきます。二人はまさに戦友としてミュージカル界を引っ張ってきたのでしょう! UweがPiaから「キスの仕方を学んだ」と言うと、Piaは大爆笑! 別カットでも自分にとってのDer TodはUweだと述べるPia、是非二人で来日して欲しいものです! 20年前の子役Rudolf、Felix Purzner氏も姿を見せています。様々なゲストが登場する中、真っ赤なパンツスーツ姿の女性司会者Barbara Karlich氏は今回が初めての”Elisabeth”観劇だったようで、「泣いちゃうかしら? どうなの?」と涙を誘う作品かどうかを知りたがっていました。ラスト、インタビュアーはMark SeibertもAnnemieke van Dammにキスを学んだかどうかを直撃インタビュー(笑)。「舞台上でキスする必要に迫られたことは今までもあったわよね」と言うAnnemiekeに対し、Markは「僕もAnnemiekeからキスを学んだよ。以前は僕は純真だったから・・・」とユーモアたっぷりに答えています(笑)。

Lichter und Kröger versöhnten sich bei Musical- Premiere(2012年9月6日)

「LichterとKrögerがミュージカルの初日に和解」とゴシップ的なタイトルがついているのは、Krone Zeitungの映像。自身もミュージカル俳優で、Uwe Krögerのマネージメントを長年にわたって手がけていたMarika Lichterとの関係をUweが一方的に解消したということで、裁判沙汰にもなった一大ゴシップ、この日公の場で初めてUweとMarikaが仲良くしている姿をマスコミが捉えたようです。満面の笑みを浮かべたPiaは、「Annemiekeは素晴らしかったわ。作品自体も今まで通り天才的、(一観客として)普通に楽しんだわ」と大興奮。Uweも当時のキャストや関係者と一緒に20周年記念の舞台を観たことで、感慨もひとしおの様子です。

Wien版Elisabethの公式Facebookには初日の写真アルバム”Premiere Elisabeth“と”ELISABETH Produktionsfoto“が載っています。

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6 Comments

  1. "Elisabeth" wieder im Raimund Theater(2012年9月6日放映、01:29)のChilliの映像ですが、今日放送の特番+今日のChilliの総集編といった感じです。このの英語しゃべってる日本人、英語も上手いし、感じがいいですねー。

    最初のカテコ映像、これ、新しいカテコなんですよ!キッチュ3回シャウトの後で、最後のダンス大合唱になるんです。盛り上がりますよ!

    Viktor GernotやAnnemiekeのインタビューのロングバージョンも特番でやってました。28歳の子役ルドルフさんはITコンサルタント(今日の特番ではITマネージャーと記載)だそうです。

  2. 連続投稿すみません。。この記事あまりにすばらしく動画をまとめてあるので、拙ブログで記事ごと紹介させていただいても構いませんでしょうか?よろしくお願いいたします。

  3. ひょろさん、賞味期限切れになる前に何とかアップしようとしたので、はしょったりいい加減な部分もありますが、多くの人に観て貰いたいので、ご紹介頂ければありがたいです。取り急ぎお返事まで!

  4. ひょろさん、内容が前後しましたが補足解説ありがとうございました。アジア人が英語でコメントしているので、最初は韓国ミュージカルの関係者の方かと思ってしまいました。日本人のコメントが入ると、最近韓国と仲良し気味なVBWも、改めて日本市場に目を向けてくれるかなあと思ったり(笑)。そういえば2007年の来日公演初日の梅芸にORFが来ていて、友人がインタビューされていました。今回も来るかもしれませんね。

    "Der letzte Tanz"の大合唱、初日だけの特別カーテンコールかと思ったら、毎公演やってるのですね。随分派手なカーテンコールになりましたね。ロック系のDer Todを全面に押し出した形ですね。私も早く一緒に盛り上がりたいです!

    子役Rudolf氏がITコンサルタントというのも、20年の月日を感じさせますね。今のRudolfのAntonではなく、昔の子役がマイヤーリンクの教会やマリー・ヴェッツェラの棺がある記念館を訪ねているのがひとひねりあるなあと思いました。

  5. 掲載許可ありがとうございます!明日かあさって辺りのきじになる予定です。

    >最近韓国と仲良し気味なVBW

    ほんと、最近仲良しですよね。。エリザベートの紹介映像で、韓国→日本と言う順番で紹介されているのがいつも納得行きません。。あと、ハンガリーが飛ばされてるのも。。(爆)

    >カーテンコール

    これは、かなり盛り上がりますよ!大声で一緒に歌えるので楽しいです。Kultur-channel辺りではちょっと批判してましたが、私は最後盛り上がるの、個人的には好きです(笑)。

    そのあと、レベッカのようにオケが流れて会場に電気がつくので、以前のエリザベートのように延々とカテコが続くということもなくなり、一曲増えたのに劇場を出る時間は同じ10時15分となりました。

  6. ひょろさん、ブログでの当方の記事紹介ありがとうございました。私がはしょった部分の解説も細かくされているので、興味ある方は是非ご覧下さい。

    「舞台はウィーン!」エリザベート批評ー新聞&映像特集
    http://wienok.blog119.fc2.com/blog-entry-1278.html

    終演時間情報もありがとうございました。22時15分終演は変わらずなんですね。いやー、懐かしいです(笑)。

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