The Producers ベルリンにて開幕

Wienでは劇場が7割ほどしか埋まらず、予定より早く終了した”The Producers”。とうとうこの5月17日から、Berlinでの上演が始まりました。初日の2日前に行われたプレビューは、爆笑とスタンディングオベーションでベルリンっ子に迎えられたそうです。早速見たドイツの友人からも、「ウィーンで不人気だった理由が分からない。キャスト、作品、音楽、全てが最高。それ以上何を望むの?」と大絶賛のメールが届きました。Die Weltによると、観客の中には例の鉤十字をもじった旗(「The Producers流ハーケンクロイツ」参照)を振る人もいたとか。

Ulaを演じるMünchen出身のBettina Mönchは、当初自分がHitlerを題材にしたコメディーに出ることになるとは考えてもいませんでしたが、ロンドン公演を見た際、未だかつてないほど笑ったこの作品に、是非とも出演したいと思うようになったそうです。

82歳の原作者Mel Brooksは、Berlinは「ドイツ国内でこの作品を上演するのに最も自然な場所」だと述べています。同じドイツでも、Münchenでは彼のユーモアの多くは受け入れられなかっただろうと感じているようですが、最先端の文化都市Berlinの観客は、制作側の期待に応えた反応を見せてくれたようです。

Die Welt Onlineで舞台映像が紹介されています。冒頭にCMが入ります。

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